過去に私は安保徹先生から
学んだこと。
生命誕生から35億年の歴史と体とのつきあい方
お店に立って長い年月が経ちますが、その中で影響を受けた先生方が何人かいらっしゃいます。新潟大学名誉教授であった、故・安保徹先生もそのお一人です。
安保先生の理論に初めて触れたとき、「生命誕生から35億年の進化の歴史」という壮大な視点から人の体を捉える発想に、正直驚いた記憶があります。今日はその頃学んだことを、少し振り返ってみたいと思います。
細胞の中にある「2つのエネルギー工場」
安保先生の理論では、私たちの細胞には、太古の地球環境に由来する2つの仕組みが共存していると説明されていました。
① 解糖系(かいとうけい)
酸素のなかった原始地球で生まれた仕組み。低酸素・低体温の環境で、素早くエネルギーを作り出します。
② ミトコンドリア系
地球に酸素が増えてから合体した仕組み。高酸素・高体温の環境で、効率よく持続的にエネルギーを生み出します。
人間はこの2つの仕組みをどちらも持ち合わせている、というのが安保理論のユニークなところで、当時「なるほどな」と感心したのを覚えています。
ストレス社会と「呼吸」「体温」の話
当時学んだ中で印象に残っているのが、「強いストレスや冷え、酸素不足が続く生活」が体にとって負担になりうる、という視点でした。
これは医学的に証明された治療法という話ではありませんが、「深呼吸を意識する」「体を冷やさないようにする」ということ自体は、私自身も日々の生活の中で大切にするようになったことの一つです。
私が今も続けている2つの習慣
1. ゆっくり長く吐く呼吸
鼻から4秒吸って、口から8秒かけてゆっくり吐く。吸う時間より吐く時間を長くすることを意識するだけで、深い呼吸がしやすくなります。朝晩の数分でも、心を落ち着けるきっかけになっています。
2. 体を冷やさない工夫
38〜40℃程度のぬるめのお湯にゆったり浸かる、お腹や首元を冷やさないようにするなど、無理のない範囲で「温める」ことを、私自身も意識するようになりました。
完璧を求めすぎない、ということも
「ちゃんとやらなきゃ」という気負いそのものが、緊張やストレスにつながることもある。これも安保先生から学んだことの一つです。
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